幸せになれる?ジューンブライド

ジューンブライドは、直訳で「6月の花嫁」という意味です。
一般的には6月に結婚式を挙げる新婦さんや、結婚式を6月に挙げることそのものを指す言葉として使われています。
このジューンブライドですが、実は多くの女性の憧れと噂をされている結婚式で、なんでも、ジューンブライドで結婚した花嫁は幸せになれるというジンクスがあるといわれています。

ジューンブライドに憧れている女性は多いのか?

実際の所、このようなジンクスがあることを知っている女性は多く、お子さんの時に、“大きくなったらジューンブライドの花嫁さんになりたい”と考えていたようなお子さんも多いといわれています。
ですが、憧れと現実は別問題です。
実際に式を行うとなると、日本では6月は梅雨真っただ中になりますので、天候にされやすい時期に結婚式を率先して行おうという方は、実はあまり多くありません。

当然ではありますが、ジューンブライドというジンクスよりも、どうしても現実を見がちになってしまうものです。
最も人気が高いのは、やはり気候や気温が安定しやすい、3月や10月といえるでしょう。

そもそもの由来は何か?

そもそもジューンブライドはなぜそんな言葉が出来たのでしょうか?
これには様々な説がありますが、ローマン神話によると、6月(ジューン)の名前の由来である、女神ユーノーが、結婚生活を守護する神として知られています。
そのことから、6月に結婚することで、ユーノーの加護を得ることができるようになると言われ、それが発展してジューンブライドが幸せになれるというジンクスを生み出したのではないかと言われています。

ですが一説によると、ヨーロッパ圏では3~5月、農作業で繁忙期を迎えてしまうため結婚を禁じられていた歴史があり、繁忙期が終わった6月に、結婚をする方が増えたことから、6月のジューンブライドの一説が誕生したのではないかともいう説があるそうです。
様々な由来がありますので一概には言えませんが、現実味を帯びた由来もあるようです。

結婚式をするには難しい時期?

そんな様々な話が飛び交うジューンブライド。
実際に梅雨時を迎えている日本で行うとなると、天候面でやはり非常に難しいといえるでしょう。
ですが式場によっては、雨の日にサービスを受けることが出来る式場や、雨の日でも関係なく利用することが出来る、雨を景色の一部としてとらえながら式に参加をすることが出来るような工夫を凝らしている式場も数多くあります。

式場によっては、6月になると割引をしているような場所もあるそうですので、何かとお得に出来るといえば、お得に出来る時期であるといえるでしょう。
ジンクスを信じるだけでは何かと苦労しますが、その他のメリットデメリット面を合わせて考えて、挙式時期をいつにするべきかを決めるように心がけることが大切だといえます。