お金が入っていない空っぽの袋が入っていた

ご祝儀袋あるあるのナンバー1は、やはり、袋を開けたら中身が入っていないというトラブルです。
本人はしっかりと入れたつもりで封を閉じたにも関わらず、すっかりと入れ忘れてしまっていて、その状態のまま、ご祝儀を渡す本人に届いてしまいます。

ご祝儀袋のお金が入っていない事は、さすがに言い出しづらいため、絶対にやってはいけないミスです。
何度も何度も確認をして、封を閉じる直前に、再度お金が入っているかどうかを確認して下さい。

封を閉じる際には出来れば、お金を入れる、金額を書く、封を閉じる、を全て一連の流れでやってしまって、後は出すだけにしておきましょう。
途中で止めてしまうと、お金を入れていないのに、お金を入れたつもりになって、そのまま封を閉じてしまうという事故が起こりやすくなります。

書かれている金額と中身が異なる

こちらも非常に言い出しづらいミスが、中袋に書かれている金額と、実際の金額が異なるという場合です。
お札が重なっていて多く入っていたり、反対に、書かれている金額より少なかったりすると、受取手側が非常に困ってしまうため、注意をして下さい。

こちらの場合も、お札を何枚か入れる際には、一枚一枚、重なったりしていないかどうか確認をしながら、袋に入れていき、その場で封を閉じてしまう流れまでやってしまうことが大切です。
乾燥している手などだと、数え間違えてしまう可能性がありますので、誰かと二重で確認したり、手を湿らせたりするなどして下さい。

万が一大目に入って居た場合はまだ良いですが、少なめだった場合は、お返しなどをどうするべきかで頭を抱えさせてしまう可能性があります。
多い場合は、連絡があることもありますので、間違った金額を入れてしまったことをお詫びしましょう。

社会的常識に則った金額を入れて下さい

出来るだけ、社会的常識に則った、一般的な金額を入れるようにして下さい。
相場よりもあまりにも少ない金額ですと、貰い手側に常識を疑われてしまう可能性があります。

ご祝儀の金額相場は、相手との関係性やあなた自身の年齢、地域によっても異なりますので、他の人と金額を合わせることが大切です。
お友達がご祝儀を渡される際には、出来れば事前に、ご祝儀の金額をいくら入れるか、教えて貰うようにしましょう。

他の人と金額が一緒であれば、貰い手も驚くこと無く、諍いやわだかまりも生まれにくくなります。

ご祝儀に関してはこのように、あるあるネタによるトラブルが起きやすい物です。
いずれも送り手側のミスですので、しっかりと何度も確認をして、こうしたミスが起きないように、細心の注意を払うようにしましょう。