元祖リゾートウエディングの目的地

ここ10年くらいで急増してきた人気の挙式方法がリゾートウエディングですが、その流行の走りとなったのは芸能人がハワイで行うウエディングでした。

もともとは日本国内で開催してしまうとマスコミや一般の人の目がうるさく、落ち着いて挙式ができないための逃避としての意味合いが強かったのですが、その時の様子が写真や映像で紹介されるようになったことで「自分たちもあんなところで挙式したい」というニーズが発生したようです。

実際ハワイのリゾートウエディングは南国の島であるハワイらしい景色である白浜にエメラルドの海という絶好のシチュエーションの中でなわれますので、国内のチャペルとは全く違った雰囲気を味わえます。

現在でこそリゾートウエディングという方法は一般化したため、ハワイ以外の海外リゾート地や国内の観光地でも気軽にできるようになっていますがやはり元祖リゾートウエディングの場所であるハワイはワンランク上のようで数多くの日本人向けプランが用意されています。

ハワイにある挙式場の多くは過去に有名芸能人が使用しているので、そうしたところもブランド力を高める一つの要因です。挙式場のホールには過去に挙式をした人たちの記念写真も多く掲示されていますので、そうしたものを見るという楽しみもあります。

ハワイの名物チャペルと特徴

ハワイの中でも著名なリゾートウエディングのための施設が多く存在しているのがオアフ島です。
オアフ島はハワイ諸島で3番めに大きな島ですが、州都であるホノルルがあることから交通の便が非常によく海外から飛行機を使用して訪れる人にとっての玄関口となっています。

オアフ島にある有名な施設を幾つか挙げると「セント・カタリナ・シーサイドチャペル」や「コオリナ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイ」「キャルバリー・バイ・ザ・シー」そして数多くの有名人が挙式をした「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」が代表的です。

「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」は市街地からやや離れたところにある高級リゾートホテルで、人気の少ないプライベートビーチでゲストたちとの親密な式を挙げることができます。

挙式以外にもハネムーン先としても広く使用されているところなので、内部の設備が全体的に新婚さん向けになっています。

日本からハワイに移動するには最短でも6時間以上がかかり、さらにほぼ昼夜逆転する時差が生じてしまいます。
そのため挙式だけしてとんぼ返りする弾丸ツアーは行いにくく、最低でも1週間程度の滞在スケジュールが取れるようにしないといけません。